眼精疲労のセルフケアで簡単にできるものとしてマッサージがありますが、目に効くツボにはどのようなものがあるのでしょうか。
足ツボの施術で「ツボを押して痛いとその部分が悪いところです」と言われることがあります。目に関するツボは顔以外にも手足にもいろいろあるので紹介していきたいと思います。
注意:結膜炎や目の感染症などのときは症状が悪化するので目のまわりのツボは触らないようにしましょう。
顔にある眼精疲労のツボ
目のまわりにあるツボを揉むように圧迫すると、血流が良くなり涙の分泌を促進させます。
ドライアイ・目の充血・目のかすみの症状に用います。
- 晴明(せいめい):目頭の凹んだところにあるツボ
- 魚腰(ぎょよう):眉毛の真ん中にあるツボ
- 太陽(たいよう):こめかみにあるツボ
- 四白(しはく):瞳孔の下方にあるツボ
耳にある眼精疲労のツボ
耳ツボはアメリカ軍の軍医が取り入れている治療法で、彼らは耳に鍼を数本刺す施術で腰痛を治療しています。
最先端を行くアメリカ軍で信頼と実績があるのが耳鍼です。耳ツボは親指と人差し指でつまむように圧迫しましょう。耳を隅々まで押してチェックしてみると意外と痛いと思う箇所があるものですよ。
- 眼(がん):耳たぶの真ん中のあたりにあるツボ
後頭部にある眼精疲労のツボ
スマホの使いすぎによるストレートネックなどの首こり・肩こりの治療に良く使われるツボです。
鍼をしてもらうと頭や目がスッキリします。
- 天柱(てんちゅう):首のうしろの生え際で太い筋肉の外際のくぼむところにあるツボ
- 風池(ふうち):うなじの外側に沿って上方になぞって行ったときに後頭部の骨に当たってくぼむところにあるツボ
手にある眼精疲労のツボ
手にある有名なツボに「合谷」があります。眼精疲労の他にも頭痛・肩こり・ストレスに使われるツボです。
大骨空、小骨空は関節部で肉がない部位ですね。昔はこの部位に糸のように細いお灸をすえていたそうです。
- 合谷(ごうこく):親指と人差し指の骨の付け根が合わさるところにあるツボ
- 大骨空(だいこつくう):親指の第1関節の真ん中にあるツボ
- 小骨空(しょうこつくう):小指の第2関節の真ん中にあるツボ
足裏にある眼精疲労のツボ
足裏には内蔵のツボがすべてあるとされており、足裏マッサージの施術では痛みがある場所が悪い臓器と関連づけられます。
目の部位は第2・第3指の付け根です。右足の指は右目に対応し、左足の指は左目に対応しています。
足にある眼精疲労のツボ
足の甲にある「太衝」はイライラ・頭痛・肩こりなどでもよく使うツボです。下肢にある「光明」のツボ名は"目を明るく見えるようにする"ことから由来しているそうです。
- 太衝(たいしょう):足の親指と第2指の骨の付け根が合わさるところにあるツボ
- 光明(こうめい):外くるぶしの最高点から、指幅5本分程、真上に行ったところにあるツボ
まとめ
眼精疲労に効果があるツボを紹介しました。ツボ押しは痛ければ良いわけではありません。心地よいと感じる圧でも効果はあるので、自分に合った押し方で是非やってみてください。今回は比較的メジャーなツボや調べてみて初めて知ったツボもありました。まだまだ目の疲れに効くツボはあるのですが、書ききれませんでした。私の方でもいろいろツボ押しを試してみて結果どうなったかをレポートできればと思います^^