手先の冷えは、女性にかかわらず男性にも多い症状です
外の気温が低い冬はもちろん、夏場でも冷房の効いた室内で過ごすと手先が冷えやすくなりますね
冷えの原因は身体の熱を逃すまいと手のひらの"血管を収縮"させて血流を減らしてしまうからです
血管の収縮は、心臓から遠い末端や、外気に触れる面積が大きくなるという理由で耳や指の様に細かいカーブのある部位に起こりやすくなっています
冷たい部分を温める身体の機能は代謝といいます
代謝には基礎代謝と活動代謝があり、運動しなくても起こる代謝を基礎代謝、運動で起こる代謝を活動代謝といいます
基礎代謝は個人が持っているポテンシャルの部分があり、急に基礎代謝を上げることはできません(食べても太らないとか、暑がりな人・寒がりな人など→体質に近い感じです)
日々の食事や生活、運動で身体の内側から徐々に代謝が上がるものです
それに比べて活動代謝は体操やストレッチなどで代謝を上げることができます
ランニングして汗をかくのも代謝を上げる方法の一つですね
運動することで筋肉は熱を発生させます
いつでもできる手を温める方法
手の運動のメリットは、いつでもどこでもできることです
朝起きて布団の中で、テレビを見ながら、運転中に信号待ちで、寝る前など少しの時間があれば出来てしまいますね(どんな体勢でも手が空いていればできますね)
一番温まるのは代謝量が多い"筋肉"を動かして血行を良くすることです
身体を大きく使った運動ができる方はそちらをおすすめしますが、運動が苦手な方・少しの時間と手間で温めたい方は手だけの運動で温めていきましょう
思い出したときにいつでも何度でも手を動かして習慣づけることが大事ですよー
それでは簡単にできる運動の方法を3つ紹介していきましょう!
手のツボ押し
指と指の間:指間穴
ツボは親指と人差し指で挟んで指先の方向へ引っ張りましょう
一箇所につき10回くらいを目安にしてください
引っ張ると痛いという方は軽くもみほぐすだけでも良いでしょう
親指と人差し指の間:虎口
やり方は指間穴のときと同じで良いです
こちらは少し強めに引っ張っていきましょう
回数は10回くらいでOKです
指のマッサージ
両手の指のマッサージをします
👍の親指と人差し指の間にマッサージする指を奥まで挟み、親指で短く握るようにマッサージしましょう
ポイントは握る手を指先の方向へ移動させながらマッサージすることです
上下で挟んだあとは左右で挟んでまんべんなくすると気持ちがよく、指が温まってきます