すーさんブログ

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【あおり運転対策】手を揉んで心を整える

あおり運転、ダメ絶対!! あるテレビのコメンテーターの方が「車を運転している人は若い人から高齢の人まで年齢も正確もバラバラ。些細なことでイライラしていてはメンタルが持たないよ。余裕を持って運転しましょうよ」このようなことを言われていましたが、正にそのとおりだなと。車間距離が少し詰まっただけで煽られたと感じてしまう人もいるんですよね。 f:id:suzu0101:20190823164523p:plain

車を運転中はいろんなストレスに襲われる可能性があります。例えば、割り込み・車間距離・クラクション・度々の信号待ち・渋滞など、同乗者がいれば彼らの言動によってイライラすることがあるかもしれません。 そんなとき、イライラの感情を表に出すべきではありません。これらのストレスをどうにかして解消しないと我々があおり運転の加害者になってしまう可能性だってあります。

では、密室の車内でどうやってストレスを解消しますか? アンガーマネジメント(怒りのコントロール)として行う手のマッサージ(手もみ)が心を整えるのに有効であることがわかっています。 手にはメンタル面に関係するツボがいくつも存在します。労宮・少府・合谷・後渓の4つのツボの場所と効果を紹介します。

  • 労宮
    手のひらの真ん中あたりで親指で押すとくぼむところ
  • 少府
    こぶしを軽く握った時に小指の先が触れる手のひらの部分
  • 合谷
    手の甲、人差し指の骨と親指の骨がぶつかるところの少し人差し指側。親指で押すと痛い!
  • 後渓
    こぶしを軽く握った時に小指の付け根にできる出っ張りの箇所。手のひらと手の甲の境目

4つのツボには「イライラを抑える」「緊張をほぐす」「リラックスして心を整える」「手汗を止める」といった効果があります。 それぞれのツボは親指で数秒かけてゆっくりと押し、痛きもちい圧まで押したらゆっくりと離すようにもみほぐしましょう。 怒ることを「頭に血がのぼる」と言いますが、怒っている状態になると血液は上にのぼり顔面は赤くなり汗が吹き出してきます。 手(足)を揉むことで抹消の血流を良くして頭に上っていた血液を全身に行き渡らせてあげると怒りは自ずと落ち着いて来るでしょう。 アンガーマネジメント以外にもプレゼンやテスト前の緊張状態や緊張による手汗が出る状況でも使えるツボです。 上手にツボ押しを使って心を整えていきましょう。

*補足
長年の手汗によって車のハンドルは菌が大量に繁殖しているようです。イギリスのホームセンターを展開するB&Q社の発表によると車のハンドルにはトイレの便座の9倍もの雑菌が存在しているそうです。車の中でご飯を食べるときは手洗いをしっかりしないと大変ですね^^; 車のシートの除菌に加えてハンドルも除菌シートで拭いたほうが良いんですね。気をつけましょう〜