すーさんブログ

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眼精疲労に対するマッサージのやり方

目を酷使して目の疲れがたまり、睡眠によって回復しない場合、それは眼精疲労かもしれません。眼精疲労は頑固な症状のため、毎日のように目のケアをする必要があります。眼精疲労に対して自分でできるケア方法としてマッサージを紹介します。

眼精疲労って何?

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マッサージが眼精疲労に効くしくみ

目の働きは、まぶたの開閉・眼球を動かす・ものを見るがあります。
これら3つの機能は目のまわりにある筋肉によって成り立っています。眼精疲労は目の筋肉が長時間の収縮によって疲労し、固くなってスムーズに動かなくなってしまうと症状が出てきます。
そこで、マッサージすることで筋肉のこりをほぐし血流が改善すると筋肉の栄養状態が回復し眼精疲労が軽快するというしくみです。

目のまわりのマッサージ

目のくぼみの骨に沿ってまずは指腹で涙を拭うように軽くなでながらマッサージしていきます。マッサージしながら圧痛、硬結があるか確認しましょう。圧痛や硬結がある部位には触れている指に少し圧を加えたり、左右に揺らして適刺激を加えてマッサージします。眼球を強い力で圧迫しないように注意してくださいね。

目頭の圧迫

目が疲れたりかすんだりするとよく抑える場所ですね。涙が出る管に近い場所で2〜3秒圧迫してゆっくり離すことを何度か繰り返し行うと目が潤いドライアイに効果があります。

目の下(目のくぼみの骨との境目)

1本指(人差し指か中指)で小さくくるくる回すようにもみほぐします。目の充血やめまいに効果的です。

瞳孔の上方で眉毛の中央にある凹んだところの圧迫

眉毛の真ん中あたりの場所です。指先で2〜3秒間の圧迫を数回繰り返し行います。
疲れてまぶたが下垂してくる症状の場合に有効です。

こめかみの圧迫、円を描くようなマッサージ

こめかみは眼疾患の他に片頭痛、顔面神経麻痺の症状に対してケアします。圧迫は押して痛くなりすぎない程度の圧を少し長め(3〜5秒)に行ってください。親指で圧迫するやり方が簡単ですが、左右のこめかみを一度に圧迫したとき圧力が強くなりすぎたと感じた時は片方ずつマッサージすると力の加減が調整しやすいと思います。

後頭部、後頚部の圧迫

うなじのくぼんでいる部分を親指で圧迫します。首・肩のこりが目にくることはよくありますね。うなじのくぼみは首・肩を構成する僧帽筋の始まっている場所で特に筋肉がこりやすいところです。毎日何時間もスマホやパソコンを使っている人はカチカチになっているかもしれません。親指でしっかり押すことで頭や目をスッキリさせる効果があります。両方一緒に押すことが難しい場合は、圧迫しない方の手をおでこに当てて支えて押してあげると力が入りやすいですよ。

まとめ

眼精疲労は目のまわりと後頭部、後頚部をマッサージしてセルフケアできます。自分で力を調節できるのでお手軽簡単です。後頚部の僧帽筋は起きている間中頭を支えているので、かなり固くなっている人がいますね。みなさん自分で気になる部位をガシガシもみほぐしていきましょう。
顔のマッサージをするときにマッサージオイルとしてホホバオイルやオリーブスクワランオイルを使用すると指のすべりが良くなるのでおすすめです。