こんにちは!
東洋医学には陰陽学説があり、すべてのものは陰と陽に分けることができるという思想です。
具体的に分けてみます。
陽)明、温、熱、火、上、動、東、南、天、進、剛、白
陰)暗、冷、寒、水、下、静、西、北、地、退、柔、黒
こんな感じですね。なんとなく分かりますか?
漢字を見ると「陽」は明るい、熱い、動くというイメージができます。
一方で「陰」は暗い、冷たい、静かなイメージができます。
薬膳とは?
ウィキペディアによると、薬膳(やくぜん)とは中医学理論に基づいて食材、中薬と組合せた料理とあります。
薬膳の基本の考え方に陰陽があります。
食材を陰の食材、陽の食材、どちらでもない食材の3つに分けて考えます。
陰の食材は身体を冷やす、鎮静・消炎作用があります。
陽の食材は身体を温め、興奮作用があります。
どちらでもない食材はバランスの良い食材、身体にやさしい食材です。
薬膳食材はおばあちゃんの知恵袋
おばあちゃんが自分が子供のころに言ってたような食べ物あるある。
- 風邪ひいたら生姜湯を飲む
- 冬はこたつでみかんを食べる
- 暑いときは苦いゴーヤが良い
- 夏は桶の水にきゅうりとスイカを冷やして塩振って食べる
このおばあちゃんの知恵袋、薬膳の陰陽の考え方にである熱性の食材、寒冷性の食材に当てはまるんですね!
すごい!!!
温熱性の食材
身体を温めたり、興奮作用があるので冬の寒い時期や冷え性体質の方におすすめ!
- シナモン
- とうがらし
- 生姜
- みかん
- ねぎ
- かぼちゃ
寒冷性の食材
身体を冷やしたり、鎮静・消炎作用があり、夏の暑い時期や熱中症ぎみのときにおすすめ!
- ひじき
- スイカ
- こんぶ
- ゴーヤ
- きゅうり
どちらでもない食材
温熱性・寒冷性のどちらにも属さず、穏やかな効き目をもたらします。
- だいず
- にんじん
- 黒ごま
- うなぎ
- さつまいも
まとめ
薬膳について、陰陽学説からの紹介になりましたがどうでしたか?
意外とイメージが湧きやすかったのではないでしょうか。
薬膳の食材の温熱性・寒冷性は自分で色々調べてみて面白かった!
料理はあまりしないですが、体調・体質に合わせて食事を摂れば体調管理になります。
もし興味があれば薬膳料理を取り入れてはいかがですか?