以前、乾燥肌に使えるオイルとしてホホバオイルを紹介しました。 www.susando.com
今回は同じく美容や保湿に用いられる「スクワランオイル」の特徴と用途、またホホバオイルと使い比べてみた感想を紹介します。
スクワランとは
スクワランとは、深海サメの肝油中に多く含まれる「スクワレン」という成分に水素を添加したものです。 前述のスクワランは動物性のオイルですが、オリーブからも同じ成分のスクワレンを抽出することができます。 スクワレンは人の皮脂に含まれている成分で、肌のうるおいに関係しています。
スクワレンは生体では中間代謝物であるため微量であるが、皮表脂質には成人で約12%程度含まれ比較的多く存在する.これは、脂腺細胞では、スクワレンはその後の代謝は受けず、終末代謝産物であるためである.スクワレンは融点が低いため流動性が高い成分である.
出典:日本化粧品技術者会 - 皮脂 - スクワレンイソプレン
スクワランオイルの特徴
スクワランオイルは肌に塗った時の浸透性に優れており、少量でも伸びが良くさらっとした使用感で皮膚の薄い顔から手足の先まで全身に使用できます。ベタベタしないのでニキビの肌でも使用できます。
スクワランオイルの用途
顔に使う場合、化粧水のあとに少量伸ばすとベタつかずさらっとした肌をキープできますよ。クレンジングオイルとしても使えます。 全身に使う場合、お風呂上がりに使用すると肌の乾燥を防いでくれるのでおすすめです。カサカサが気になる部分を重点的に手足の末端から中心部に向かって擦り込みましょう。スクワランオイルが皮膚に浸透して肌を乾燥から保護してくれます。 マッサージオイルとして使う場合はオイルを少し多めにすると摩擦が少なく気持ちよくマッサージできるでしょう。
ホホバオイルと使い比べてみた結果
左腕にホホバオイル、右腕にスクワランオイルで使い比べてみました。 一滴垂らしたときはスクワランオイルの方が肌にまとわり付くようなオイルっぽさを感じましたが、手のひらで伸ばすとどちらも肌への浸透は速くサラッとした肌になりました。 保湿効果は両方ともバッチリ。スクワランオイルはまだ使って日が浅いのでもう少し使わないと肌への効果がホホバオイルと違いがあるのかはわかりませんね。何日か使ってみて違いがあったら追記します!
まとめ
スクワランオイルは動物性と植物性のものがありますが成分はほとんど同じです。植物性の方が肌にやさしいようなので敏感肌の方はこちらがいいかもしれません。保湿効果が高く肌への浸透が早いのでサラッとした仕上がりになるのが◎です!
- 出版社/メーカー: 無印良品
- メディア: ヘルスケア&ケア用品
- この商品を含むブログを見る