すーさんブログ

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扇風機の風を浴び続けると体がだるくなるのは本当の話

東洋医学では、身体を冷やすのはよくないと言われます。
特に、お腹や足首にはツボがたくさんあり、治療では温めると良い場所としてお灸をするツボですね。
お腹のツボにお灸をすると、全身がポカポカ暖かくなりますよ。
 
少し前に流行ったへそ出しルックや、今流行りのくるぶしソックスやアンクルパンツは東洋医学的には身体を冷やすので、身体にやさしくないファッションということになります。
それでも、私もくるぶしソックスは履いてしまいます。
冷やしすぎなければ良いので、ファッションは楽しみましょう。
 
 
東洋医学では”気”が体中を巡り、生命活動を維持していると考えます。
身体が冷えてしまうと、気の推動作用が低下し、血流が悪くなってしまいます。
消化器官の血流が悪くなると、腹痛や下痢の症状が出やすくなります。
西洋医学でいうと、機能性胃腸症のような症状です。
このように、体温を長時間冷やし続けると腹痛、下痢になる可能性があります。
運動後に体温が上がったときに身体を冷やすのは熱を冷ますためなので良いですが、
風呂上がりに風にあたり続けると、急激に体温(深部体温)が低下し、下痢になったりします。
 
というわけで、扇風機の長時間使用は良くないということを覚えておきましょう。
対策としては、扇風機の首を回して風を受け続けないようにする。
または、風力を微風にすると急激な体温の変化は緩やかになりますよ。