すーさんブログ

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【足がつる・こむら返り】痛くてつらい筋肉の痙攣(けいれん)の原因は?どんな予防対策があるの?

大人のうちでほとんどの人は足をつった経験があるといいます

特に50歳以上になると、夜間にふくらはぎをつる人が増えるようです

寝ている間などにふくらはぎがつることをこむら返りといいますが、痛みが強く目が覚めてしまうのでつらいですよね

繰り返すこむら返りでは、睡眠不足になってしまうこともあるので注意が必要です

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筋肉がつる状態は、痙攣(けいれん)といいます

健康な人でも筋肉の痙攣は起こることがあり、ほとんどの場合病気ではないので、治療の必要はありません

ただし、身体に異変が起こっているために耐え難い痛みの痙攣が起こってしまうので、原因の究明と予防をしていきましょう

 

 

痙攣の原因

3つの不足で筋肉が痙攣する

運動・水分・睡眠が不足すると痙攣が起こりやすくなります

運動不足は筋肉を硬直させてしまいます

硬直した筋肉は凝り固まった状態で、血行が悪くなっている状態です

血液が巡らない(虚血)と筋肉に十分な栄養素を運ぶことができず脳の司令通りの筋肉の収縮ができません

その結果、筋肉を伸展(伸ばす)ことができずに痙攣してしまうのです

また、急な運動も良くありません

急激な筋肉の収縮は筋肉が一気に血液やエネルギーを消費するため痙攣を引き起こしてしまいます

10代、20代の場合、筋肉が柔軟なため多少の無理は効きますが、30代以上や身体が硬い人は入念なストレッチで筋肉をほぐしてから運動するようにしましょう

 

日頃水分をあまりとらない人は水分不足による筋痙攣を起こしやすいので注意が必要です

汗や尿と一緒に体液中のカリウムイオンやナトリウムイオン、マグネシウムイオン、カルシウムイオンが体外に放出されてしまい、各イオン濃度の低下により筋痙攣が起こってしまいます

炎天下でマラソン大会があった場合、発汗過多による脱水症状で棄権する選手は痙攣を引き起こすことが多いといいます

スポーツをする時は特に水分補給に気をつけましょう

 

睡眠不足の場合、体力が回復できずに疲労が蓄積していってしまいます

疲労は体重を支える下肢の筋肉に溜まりやすく、太ももやふくらはぎが特に筋肉疲労状態に陥ってしまいます

その結果ふくらはぎのこむら返りが起こりやすくなってしまうのです

 

筋肉の痙攣を予防する方法

20分のウォーキングで運動不足を解消しよう!

通勤で家から駅まで歩くのでも十分ですよ

歩くことで足の血液循環は改善し、筋肉へ流入する血液量も増加します

車通勤の方は要注意ですので、朝や夜間に歩く時間を作ってみませんか?

 

1日1リットルの水を飲もう!

水分を摂るのは慣れないと難しいですよね

仕事によっては休憩時間がほとんど取れない人もいるでしょう

朝、昼、夜、寝る前といつどれだけの水分を摂るか、計画的に実行してみてはどうでしょう?

行動あるのみ、がんばりましょう!

 

ふくらはぎマッサージをして充分な睡眠を!

寝る前に布団の上でできる簡単なふくらはぎマッサージを紹介します

鉄棒の順手の要領でふくらはぎを両手でつかみ、前後に把握(はあく)してください

ゆっくりと気持ち良いと感じるくらいの強さで10回づつ揉んでから寝ましょう!

夜にふくらはぎがつって悩んでいる人は症状がなくなるかもしれません

ふくらはぎのマッサージはお風呂に浸かりながらするのも効果が絶大なのでおすすめですよ!!