リハビリや接骨院などの医療現場で、徒手検査を使う場面は多いと思います
たとえば、肩や腕にしびれや感覚鈍麻が起こる胸郭出口症候群に関しては、モーレイテスト・ルーステスト・ライトテスト・エデンテスト・アドソンテスト・アレンテストの6つがあり、これらの徒手検査によりどの部位で神経が圧迫されているかを判断することができます
学校の教科書に徒手検査の方法や陽性所見の解説が書いてありますが、説明文だけではイメージしにくいのが難点でした
教科書よりも詳細で、医学書よりもやさしい本があると便利だと思っていました
「徒手検査インパクト」は基本的な徒手検査について、マンガの絵を使って紹介しています
この本は4コママンガみたいに3〜4つの絵で書かれていて、施術者は絵の動きに合わせるだけで検査ができてしまいます!
・立ち位置
・腕(足)のどこをどう持つか
・どのように動かして患部に負荷をかけるか
すべての徒手検査が4コマ以内で説明されており、単純明快な本ですね
また、徒手検査によって陽性所見が出た場合、どこの部位が損傷しているかが明記されています
そして、徒手検査のメカニズム(仕組み)も少ない説明文+イラストでイメージしやすく紹介されています
文庫本より少し大きいサイズなので、カバンの中に入れて持ち歩く場合もかさばらないのがGOODですね
ページ数は108、50種類以上の徒手検査が掲載されています
徒手検査は国家試験によく出題されているので、鍼灸・リハビリ・柔整の専門学校生は持っていると便利だと思いますよ!