「植物肉」というものを知っていますか？肉を食べない"ベジタリアン"や"ビーガン"の人たちが食べられるように開発された100%植物由来の人工肉が植物肉と言われています。植物肉はエンドウ豆や大豆から作られるので植物性のタンパク質が豊富に含まれています。もちろん動物性のタンパク質は0%です。タンパク質を摂るには肉か魚を食べるのが普通でしたが、今後は植物肉という新しい選択肢が増えてくるかもしれませんね。
インポッシブルバーガーとは
大豆など植物原料の肉を手がける米Impossible Foodsが製造するハンバーガです。肉の香りと風味を再現するために、大豆レグヘモグロビンと呼ばれる化合物を使っています。2019年9月20日にスーパーでの販売が開始されますが、それまではレストランチェーン店で提供されてきました。
脂肪とカロリーが少なくヘルシーなバーガーとして健康志向の市民に人気があるようです。それにしても面白いインパクトのあるネーミングですね。(不可能なハンバーガーですからね)
インポッシブルバーガーの魔法の成分 -ヘム-
インポッシブルバーガーの味は？
インポッシブルバーガーは牛ひき肉とほぼ同等の見た目と味が再現されているようです。人気はレアやミディアムレアの焼き加減で、肉本来の味が楽しめる(肉感がすごい！)とアメリカ人から好評を得ています。また、牛肉の生食はO-157やカンピロバクターなどの食中毒が心配になりますが、インポッシブルバーガーの植物肉の場合は大豆が原料のため食中毒の心配がありません。
今後、日本で植物肉は流通するか？
アメリカのスーパーでの販売が始まったばかりですので、日本で植物肉が流通するのはまだ少し先になるでしょう。
日本でインポッシブルバーガーが流行するかですが、低カロリーでヘルシーな植物肉のハンバーガーは、健康志向の消費者に受け入れられると思います。ヘルシーな肉料理として人気の豆腐ハンバーグと植物肉のハンバーグを食べくべてみたいですね。
