すーさんブログ

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近年(2011年以降)の台風の発生数と接近数はやはり平年よりも多い

台風は年間いくつ発生してそのうち本土に接近するのはいくつあるのでしょうか。日本の気温は毎年のように最高気温が40℃を超え、北海道でも39℃を記録する程夏は暑くなっています。異常気象で台風の発生数は昔と比べて増えているのか、それとも減っているのでしょうか、はたまた変化なしでしょうか。気象庁の過去のデータを元に考察してみたいと思います。 f:id:suzu0101:20190907222927j:plain

台風が発生しやすい時期は6月〜10月の間です。
気象情報の"平年並"のデータは2019年は1981〜2010の30年間の平均値を採用しているみたいです。
今回は10年単位で台風の発生数と接近数に違いがあるのかを検証します。検証には気象庁のウェブサイトで公開されている台風の発生数、接近数のデータ(1981〜2018)を使用します。

ちなみに、2019年9月5日現在
台風発生数は6月:1、7月:4、8月:5、9月:3
台風接近数は6月:1、7月:1、8月:2、9月:0 (本土)です。

台風の発生数

発生数(データ) www.data.jma.go.jp

1981年〜2018年の台風発生数(6〜10月)

6月 7月 8月 9月 10月
1981〜1990 2.40 3.60 5.90 4.70 4.10
1991〜2000 1.10 4.00 6.20 5.50 3.80
2001〜2010 1.60 3.10 5.50 4.30 3.00
2011〜2018(近年) 2.50 4.50 5.00 5.25 3.38
1981〜2010(平年値) 1.70 3.57 5.87 4.83 3.63

2011〜2018(近年)は、平年に比べると6月・7月・9月に発生する台風が増えています。逆に8月・10月の台風は減っていました。近年の傾向では7月の発生数が平均約1個多くなっていました。

台風の接近数

接近数(本土) www.data.jma.go.jp

1981年〜2018年の台風接近数(6〜10月)

6月 7月 8月 9月 10月
1981〜1990 0.50 0.90 2.30 1.20 0.80
1991〜2000 0.30 1.40 1.30 2.40 0.40
2001〜2010 0.40 0.70 1.60 1.40 1.00
2011〜2018(近年) 0.50 0.88 2.00 1.75 1.38
1981〜2010(平年値) 0.40 1.00 1.73 1.67 0.73

本州本土に接近した台風の数のデータです。2011〜2018(近年)は、平年に比べると6月・8月・9月・10月に台風が接近しています。台風は9月に日本に上陸する印象でしたが、近年は8月に接近する台風が多くなっていました。2000年代以降、10月に接近する台風が多くなっているのは温暖化が影響しているのかもしれませんね。

まとめ

2010年代は平年よりも台風が多いのか調べてみた結果、発生数・接近数ともに平年より多いことが分かりました。
今回調べてみて、平年値がいつからいつまでのデータなのかや台風の接近した個数のデータがあることなどいくつか発見がありました。地球温暖化が世間一般に知られていますが、私が思っているよりはまだ大きく変化していませんでした。
気温の上昇はどうなんでしょうか、気になる。。。