すーさんブログ

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【経穴メモ】手の厥陰心包経

手の厥陰心包経は胸中に起こり、腕の前面、手掌を通り薬指の内側端に終わる

経穴の性質としては、前腕前面を通る"心包経"と前腕尺側を通る"心経"は似ている

精神を落ち着かせるツボが多い

中でも、内関は乗り物酔いの時に押すツボとして一般にも知られている

 

"心包"は五行では「火」にあたる

"心"も同じく「火」であるが、前者を「相火」、後者を「君火」という

心包は心を包んでいるとされ、君(王様)を助ける役割を担っている

心臓は大事なので、他の臓器よりも厳重に管理が必要になる

それが心包

心経のツボは効き目が強力すぎるので、心包経をよく使うとある先生は言われていました

 

大胸筋・小胸筋

天池

メモ:第4肋間の高さに、膻中、神封、乳中、天池、天渓、輒筋、淵腋が並ぶ

<筋枝>内側・外側胸筋神経

 

上腕二頭筋

天泉、曲沢

メモ:曲沢は肘を曲げた時にできるシワの上、上腕動脈拍動部に取る

<筋枝>筋皮神経

<皮枝>内側前腕皮神経

 

橈側手根屈筋

郄門、間使、内関、大陵

メモ:郄門は急な腹痛に使うことがある

<筋枝>正中神経

<皮枝>内側・外側前腕皮神経

 

浅指屈筋

郄門、間使、内関、大陵、労宮

メモ:内関は精神安定の他に、胃を整える・鎮痛作用の効果がある

<筋枝>正中神経

<皮枝>内側・外側前腕皮神経

 

虫様筋

労宮

メモ:精神安定のツボ。緊張したときに押すとよい

   てのひらのほぼ真ん中に位置する

<筋枝>正中神経

<皮枝>正中神経