今日、実家の猫と叔母の家の犬と触れ合って思ったこと。
「この子たちと会話できたらなぁ」
実家に行くと玄関前にちょこんと猫が座っていた。
私に全然なついていない飼い猫で、いつもは近寄ると逃げるのだが、今日は逃げない。
なぜ?
座ったまま私の方を見て、力のない声で「みゃ~」と鳴いた。
玄関前にはエサの器が置いてある。
「エサが欲しいのかな?」と心の中で思う。
さらに近づいて距離が1m程になっても逃げていかないので、エサの袋から少量の猫用エサを容器に入れてあげた。
すぐにエサを食べ出す猫を見て、「そんなにお腹が空いていたんだな」。
猫はエサをくれ!と言っていたんだ。それでもって、私もなんとなくそうじゃないかと理解できた。
猫は食べ終えると、日が当たる場所に座ってひなたぼっこをしているようだった。
やはり逃げる気配はない。
あと、あまり元気がない。
元気がないから逃げれないのだろうか?
猫の顔を見ると、鼻水と涙が流れている。時々鼻をすする音もする。
花粉症か?それとも鼻炎なんだろうか?
動物と会話がしたいと思ったのは、彼らの体の不調をわかってあげられないからだ。
涙が出て、目やにもあり、左目は大きく開けられないようだった。
見るからに痒そうで、辛そうだ。
動物と会話が出来れば、病気が重くなる前に病院へ連れて行ってあげることが出来るし、寒い時には家で温めてあげることだって出来る。
嬉しいときには、立ち上がって前足を上下に振り、しっぽもちぎれんばかりに振り乱す叔母の家の犬も、近頃は食欲がなく、おしっこが出にくいらしい。
我々は、できるだけ早く異変を察知してあげて、病院へ連れて行くことしかできないが、近い将来に動物の気持ちがわかる技術が実現されて欲しいと切に願う今日の出来事でした。