すーさんブログ

健康をテーマにしたブログ。東洋医学・鍼灸・漢方・その他なんでも

敬老の日を1日過ぎたけど、入院中の祖父のお見舞いに行ってきたら意外と元気だった

どうも、寒くなるとお腹がゆるくなる鈴木です。

 

敬老の日だった、忘れてた!

そんなわけで、2018年9月17日は敬老の日でした。

祖父のお見舞いに1日遅れの18日に行ってきました。

私の祖父は、我が家から車で10分くらいの病院に1ヶ月前から入院しているのです。

 

90歳の祖父は、ずっと膝が痛みがあって、杖や手押し車が無いと歩くことができません。それに加えて頚椎の狭小による神経の圧迫で、頭や首、腕、手などの痛みやしびれ感が強くなり、リハビリ目的の入院をすることになったのです。

私が病棟の廊下を病室へ向かう時に、まさに歩行リハビリ中の祖父に遭遇しました。

 

おじいちゃん、顔色もいいし元気じゃん

リハビリ中の祖父を残し、病室で待つ私と母。

5分後に車椅子に乗せられた祖父が颯爽と登場した。顔色がとても良く、リハビリの達成感に満ちているようだ。(歩く時の祖父は、足が前になかなか出せず、カメよりも遅いスピードなのである。)

 

祖父は車椅子から降りると、ゆっくりと時間をかけてベッドへ腰掛けた。

お茶を飲んで喉を潤し、両膝のサポーターを外してもらって病院での暮らしを聞いたりした。90歳とは思えない程頭は聡明で、耳も良く聞こえる。

食べ物は好き嫌いなく何でも食べるし、食欲もすばらしい。差し入れのチーズケーキも当たり前のように完食してしまった。元気の秘訣は何でもたくさん食べることにあると思う。

 

クリエイティブな祖父

ひとしきり会話をしたあと、ベッド上にある”先端にムヒのような何かがついた孫の手”が気になって祖父に聞いてみた。

すると、「ワシが作った。腕が挙がらんからコレで背中に薬を塗ると」と洗濯バサミで塗り薬をはさみ、ビニールテープで孫の手にくっつけた道具を見せてくれた。

孫の手を握って肩甲骨あたりに薬を塗るしぐさまで披露してみせる祖父がとてもチャーミングだった。

「さすが!!」

祖父はこんなことばかり考えて暮らしているので、自宅には手製の手押しバギーカーや倒れない杖などの工作品がいくつもある。

 

介護度が低いというジレンマ

膝や首などの運動機能以外は元気な祖父であるが、今までは母や叔母の手助けを受けながら自宅で一人暮らしをしてきた。

でも、退院した後でまた同じように一人暮らしができるだろうか?

母からすると老人ホームなどの施設の方が安心のようです。(夜中にトイレに行って何度か転倒したことがあるので)

 

施設サービスを受けるに当たっては、”要介護認定”が重要になります。

この前の介護認定更新の時は、祖父は”要支援2”でした。

聞くところによると祖父は、テストを一生懸命がんばったため、いつもは出来ないようなことが出来てしまったようです。

出来るのであれば、介護度は上がりません。本当は、普段は無理なのに、痛いのを堪えて成し遂げてしまう祖父。

すごいけど、力を発揮しすぎだよ。

”いつもどおりでいいんだよ”って言ってあげたかったな。

 

でも、リハビリをがんばっていた祖父を見て、自分もがんばろうって思えた一日でした。