今、母親に毎日お灸をすえていますが、母曰く「全身が温まるからいいよ!」とのこと。これから寒くなってくるので、母の体調が良くなればいいなと思いながらやってます。
”灸治療の簡単なしくみは、もぐさの燃焼による温熱刺激によって、血液の循環を良くし、患部周辺の組織や筋肉を伸びやかしてくれます。”
リンパの詰まりをスムーズに流すとか、肩こりや腰のハリなどの治療に有効ですよ!
ひとむかし前は、田舎のおばあちゃんが大きめのお灸をやってた話を聞きますが、今はあんまり聞かないですね〜
昔のお灸は「やいと」とも言われてて、BB弾くらいの大きさの灸を腰にしていたみたいです。直にやると相当熱かったと思います。
今は、台座が付いたせんねん灸はわりとポピュラーでしょう。せんねん灸は先端に火をつけて痛いところに貼り付けられるので、誰でも簡単にできますね。着けて1分くらいで温まって気持ちいですよ。私は自分の膝に貼って5分くらい放置して治療してます。
私が母にするお灸は透熱灸といって、もぐさを米粒大の大きさにチネリ、患部に乗せて線香で火をつけるやり方です。(黄金伝説でよゐこの有野さんがチネっていた米みたいな感じです)
普通は直接皮膚の上にもぐさを置いて火をつけますが、少しやけどをさせてしまうので、私の場合は灸点紙を使っています。これをするとほんわり温かくなるので、”アッチ!”というのがありません。あと、直接焼いていないので、やけどをしにくい。(大きくチネりすぎるとやけどになった。。)
私が灸点紙を使ってお灸をする理由は、母の便秘解消やがん手術後の体力・代謝の向上を目的とし、弱刺激のお灸で毎日治療をするためです。抗がん剤治療も併用していますが、お灸の治療が少しでも効いてくれることを願ってこれからも治療していこうと思います。